LGBT勉強会、をやるなら
私だけ一人で妙にやる気なのでなんとなく文献リストを作ってみるなどする。もしどれか読みたいって人がいたらやるって感じで。
・古典
私の専門に引きつけるとベンサム「自己にそむく違反」あたりが気になる。邦訳も出てるし、原文もネットですぐ参照できるから、技術的な問題はそんなにないだろう。まあでも200年近く前の本だし、ちょっと古すぎるかもしれない。
ホモセクシュアリティ (叢書・イギリスの思想と文化 (2))
- 作者: 土屋恵一郎,富山太佳夫
- 出版社/メーカー: 弘文堂
- 発売日: 1994/09
- メディア: 単行本
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もうちょっと最近のでいうと、ハート・デブリン論争あたりが気になる。児玉先生が『功利と直観』で紹介しているやつですね。児玉論文を読んだ感じだと、ハートの『法・自由・道徳』という講演録がテキストにできそうだけど、これは邦訳がないようなのでその点ではアレかも。でも講演録ってことはむちゃくちゃ専門的ってことはないだろう。スタンフォードっていうと信用ならないけど。
- 作者: 児玉聡
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2010/11/26
- メディア: 単行本
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Law, Liberty, and Morality (Harry Camp Lectures at Stanford University)
- 作者: H. L. A. Hart
- 出版社/メーカー: Stanford University Press
- 発売日: 1963/06/01
- メディア: ペーパーバック
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・クィアとか
たぶん今日本でLGBTやるんだったらここらへんを読むのが普通なのだろう。でも(LGBTとかセクマイ一般疎いのに)輪をかけて詳しくないのよねぇ。『ジェンダー・トラブル』とか『触発する言葉』とかを読めばいいのだろうか。しかし大学の先生があれだけわからんわからん言ってるものを学生が読んでわかるのだろうか。
- 作者: ジュディスバトラー,Judith Butler,竹村和子
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 1999/03/01
- メディア: 単行本
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- 作者: ジュディスバトラー,Judith Butler,竹村和子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2004/04/27
- メディア: 単行本
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・入門書
いきなり専門書から入るより入門書から読んでみる、というのは安全な戦略かもしれない。江口先生がセックス哲学ブログのイントロで紹介してた入門書とかだろうか。
Philosophy of Love, Sex, and Marriage: An Introduction
- 作者: Raja Halwani
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 2010/05/26
- メディア: Kindle版
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哲学というアプローチにこだわらないのであれば、他の記事で紹介してた性科学の入門書とかでもいいかも。
Human Sexuality in a World of Diversity (case): International Edition
- 作者: Spencer A. Rathus,Jeffrey S. Nevid,Lois Fichner-Rathus
- 出版社/メーカー: Pearson
- 発売日: 2013/01/21
- メディア: ペーパーバック
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乗り気の人がいたらコメントなりreplyしてくれたらうれしいなぁ。もちろんここに挙げてある以外の本を読みたいってのでもいいです。