2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『功利主義』第2章訳

授業用。なんというか全部訳しておけってのはつらいのでないか。これを訳すだけでもだいぶ時間がかかったし。 功利を正と不正の基準として擁護する人たちは功利を快楽と対比させる制限された単なる日常的な意味で〔功利という〕用語を使っているのだ、と考え…

私はいかにして人生に絶望したか(1)

今私に残っているもっとも古い記憶は、子どものころ住んでいた家で母とどこの幼稚園に入るべきか話していたときのものである。私は少し遠くにある幼稚園に入りたいと―送迎バスにアンパンマンの塗装がなされているからというだけの理由で―考えていたが、結局…