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 朝起きて、朝食へ。またバイキングらしい。コーヒーがおいしかった。その後、みんなが寝てしまったので、ホテルのインターネットコーナーでこのブログを更新する。
 部屋に戻ろうとすると、えみゅうさんと病院さんからみんなで散歩に行くという連絡がある。ロビーに集合して海へ。歩いている途中、昨晩某彼氏さんに抱きついた件について病院さんに「もっと思い切り(某彼氏さんに)抱きついてくださいよ。半端なことをするな」「彼氏の嫌がっている顔が見たい」などと言われた。どうして二人の変態プレイに俺が付き合わなくてはならないのだ。

 秘宝館の下まで歩いて、引き返して起雲閣へ。なんでも、元々はどっかの金持ちの別荘で、そのあと旅館になったところらしい。大正建築らしい和館と、昭和初期に建てられたという洋館、さらに旅館の客室みたいなところを回る。なんでも、洋館は日本と中国とヨーロッパの建築様式を混ぜて作ったものらしい。独特な感じで面白かった。
 ホテルに帰って、ロビーで某彼氏さんとすれ違う。昨日から体調を崩していたのだけど、やけにふらついていたので、部屋へ連れ戻す。後のことを考えると、この時にそのまま病院へ連れてゆけばよかったのかもしれない。

 ずきんちゃんから、ありきぃさんと一緒にカラオケをしている旨を聞いたので、行くことに。しばらくしてsukoyakaも来て、4人で楽しく歌っていると、中村とえみゅうさんがマジメな顔をして入ってくる。開口一番「某彼氏が救急車で運ばれた」と。部屋に帰ってお通夜モード。
 何時間かして、「大事なし」の連絡が。その日の夕方にはもうホテルへ帰ってきた。よく考えると俺があんなに心配してやる義理もなかったかもしれない。「病気の彼氏と看病する彼女」ってシチュエーションで散々いちゃいちゃしたのだろう*1し。ああ、イライラしてきた。

 そのあと、ありきぃさんたちと部屋で歓談。また柔道をして遊ぶ。ありきぃさんに一本背負いを教えたら、思い切り投げられてベッドの角に腰をぶつけた。ありきぃさんはずっと爆笑していたけど、危うく二人目の救急車になるところだ。しばらく左足が麻痺していて、半身不随にでもならないかと肝が冷えた。
 夕食時、ずきんちゃんが変なおっさんに絡まれる。千葉から男女6人で来ているらしい。なぜか向かいに座っていた俺が彼氏ということにされて、3人で写真を取る。巻き添えもいいところだ*2。あとでカラオケに来るよう言われるが、まあ流石のずきんちゃんも行かないだろう……と思っていた。

 親睦会がはじまるも、早々と腰痛が酷くてベッドで寝る。しばらくしてずきんちゃんが「おっさんのところに行こう」と。マジかよ。
 カラオケに行くと、本当におっさんたちが歌っている。一緒に来ていた若い女の子たちが別室にいたので、まずそこへ。考えてみると、この集団は年齢構成がおかしいんだよな。70代だというおっさん(というかおじいちゃんなんだけど)と、5、60代くらいの男性2名と、3、40代くらいのおばさんと19歳と22歳だという若い女性2人である。ずきんちゃんの分析だと「女性たちは風俗嬢で、おっさんが3人を買ったのだろう」ということだったのだが、どうなのだろう。家族っぽい感じを装ってはいたが、確かにあのおばさんはなんとなくお水っぽい感じだった。
 カラオケで数曲歌ってから、部屋を出ると、おっさんに絡まれる。そのまま彼らの部屋へ行くことに。散々「この子はいい女だから逃してはいけない!」みたいなよく説教を延々とされてから帰される。だからなんで彼氏ということになっているのか。

 親睦会をしている部屋に戻ると、同じ時間対に某彼氏と病院さんが別室*3に行ったらしく、いなくなった4人で4Pをしているんじゃないかという話になっていた。ありえないだろう。
 疲れたしやっぱり腰も痛い*4のでそのまま布団をかぶって寝る。起雲閣を見学して普通の合宿をしてた時と、某彼氏を心配していた時と、おっさんたちに説教されていた時とで、なんだか同じ一日であるような気がしなかったのを覚えている。

*1:そのためにわざと仮病を使って運ばれた説まで出ていた。無事に帰ってきてしまえば気楽なもんだな。

*2:ちなみに俺は去年の夏合宿、ずきんちゃんに告白して振られている。

*3:3部屋を取って、そのうちの1つで親睦会をやっていた。

*4:背負投で怪我をしたおかげで「腰が痛い口実ができた!」と喜んでいたのだろう、などと言われた。本当にドラさんはゲスい。