7/22

 朝。茶実さんとスカチャ。打ち合わせは24日になりそう。西洋政治思想史の勉強を繰り上げないとマズいから、明日大学に行って材料集めをしてこよう。前期は古代・中世で予備知識がないからキツい。
 昼前に柏へ出掛ける。祖父の三回忌。駅で集合だったのが、遅刻する。同じ家に住んでるのにわざわざ駅で集合するあたりがうちの家族のアレさを示してるな。当然のごとく現地解散だし。
 家族と疎遠でべたべたできないから、やたら周りの人に依存してべたべたしたがるんだろうなぁ、と思う。恋愛依存症気味なのもたぶんそのせい。アンチ・パターナリズムリベラリストを気取っていたって、結局はパターナリスティックに他者に介入したり、されたりすることをどこかで欲しているのだった。アイロニー
 まあでも、某女史にはここ数日いくらなんでもパターナリスティックになりすぎてましたね。すまん。

 柏駅付近で祖母と落ち合い、昼食。イタリア料理。大戸屋で板そばが4杯も食えるじゃん、とか思ってしまう俺は貧乏性なのだろうな。でもおいしかった。
 その後、時間ができたので、弟と所払いされる。二番街の三星堂へ。サガンの『悲しみよこんにちは』の冒頭を立ち読みして、なんだか嫌な予感がして閉じる。きっとこれは俺には危険すぎる。
 俺は感化されすぎてしまうタチだから、文学に触れてはいけないのだ。

 お寺へ。仏教の授業を半年受けても、お経はお経である。退屈。卒塔婆を抱えてお墓へ。手をあわせる。祖父が死んだ時は高3だったなぁ。まだしとねと付き合ってた頃だ。柏によく来たなあ。
 その後、駅に戻ると、みんなの党が街頭演説会をしていたので、しばらく聞く。トリが浅尾慶一郎だったのだけど、途中で魔女みたいな変な女の人が痙攣したような踊りをして前を通って、その人のほうをちらちら見てたのが面白かった。あれ、なんかの劇団の人とかだったのか、それともマジでおかしい人だったのか。ちょっと目を離した隙にどこかへ消えていたけれど。

 夜。えみゅうさんと電話。茶実さんに伝えておくよう頼んだのに、水曜日の件を知らない。茶実さんに言えばえみゅうさんにも伝わるものだと思っていたのだけど、意外とあの姉妹はコミュニケーションを取っていないらしい。
 なんか、交流会の件は、茶実さんが突っ走って話が進んじゃったけど、あっちの部員はあんまりついてきてないっぽい。そして茶実さん自身もわりとやる気を喪失してきている気がする。こっちの部員も、わりと「ぽかーん」って感じだしなぁ。
 まあでも、やりますよ。みんな来ようね。

悲しみよ こんにちは (新潮文庫)

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