夏休みの読書会企画
どれも参加者絶賛募集中です。たぶん。
<引き続きやるもの>
・Very Short Introduction読書会(主催)
オクスフォード大学出版局の出している入門書シリーズ「Very Short Introducitons」のなかからPeter Singerの『Marx』を読んでいます。筆者はオーストラリア出身のとても有名な応用倫理学者で、特に動物倫理の研究で知られています。一流の哲学者が批判的に描き出すマルクス像を味わいましょう。英語圏やドイツ語圏の哲学を専攻している学部生・院生はもちろん、入門書の読書会ですので、他の分野を専攻されている方や1年生・高校生の参加も歓迎します。
Marx: A Very Short Introduction (Very Short Introductions X)
- 作者: Peter Singer
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
- 発売日: 2001/01/18
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 2回
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・ミル『論理学体系』読書会
先輩たちと一緒に、J.S.Mill中期の隠れた名著『A System of Logic』の社会科学方法論の箇所を読んでいます。まだまだ参加者募集中とのことです。『自由論』や『功利主義論』のような後期の著作の影に隠れがちですが、実はミル哲学の真髄があらわされている・・・・・・らしいですよ。
A System Of Logic, Ratiocinative And Inductive (English Edition)
- 作者: John Stuart Mill
- 発売日: 2011/03/24
- メディア: Kindle版
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<新たに企画しているもの>
・現代功利主義研究会(主催?)
去年某所で読書会が企画されていた気がするのに結局流れた*1安藤馨『統治と功利』を読もうという話が出ています。『統治と功利』は筆者の修士論文(!)が書籍化されたもので、日本法哲学会奨励賞を受賞するなど、高い評価を受けた政治理論書です。やや専門的で難解な本ですが、邦語文献ですので語学的なハードルはありません。ぜひご参加ください。
- 作者: 安藤馨
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2007/05/30
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 55回
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・石原莞爾『最終戦争論』読書会
後輩に誘われたのだけど、ほんとにやるん・・・・・・?
- 作者: 石原莞爾
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2001/09/01
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 43回
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参加したい人はここにコメントするか、twitterにreplyもしくはDMしてください。学内の人であれば直接声をかけてくれてもいいです。俺のtwitterを監視している諸君も参加してくれていいのですよ?
*1:ハブられただけかもしれない。