5/3

 今日は世界コンピュータ将棋選手権をずっと観ていた。個人的に注目していたのはひまわり。相手が飛車先の歩をつくまでは角道をあけない*1独特の序盤から最終的には矢倉や穴熊、銀冠に囲って4勝。前にどこかで「あまり強くない」という評判を聞いたのだけど、堂々の一次予選突破である。すごい。
 あと面白いと思ったのは大合神くじらちゃん。大会会場からニコ生中継をして、視聴者にソフトをインストールしてもらったうえで、それらのPCをつないでクラウドコンピューティングをやっていたらしい。こちらは3連敗からの4連勝もソロコフ数の差で二次予選敗退に終わったが、アイディア自体はすごく面白いし、後になって勝ち星があがってきたということは恐らく視聴者数の増加に比例して強くなっているということなのだろうから、知名度があがってゆけばより強くなる可能性を秘めているような気がする。
 上位陣でいうとやはりNineDayFeverが強かったのだろうか。矢倉、角換わり、横歩取り中飛車から阪田流向飛車までなんでも指していて、(低級からみた限りでだけど)そんなに序盤に違和感がなかった*2し、twitterをみると「ボナンザみたいに無理攻めをしない」という評が多いから、わりと人間に近い差し回しなのかもしれない。

 明日も楽しみだけど、いいかげん読書会の予習をはじめないと。観るのはustがはじまる15時からにしようかな。

P.S.
<5/4のノルマ>
①ミル『論理学体系』の担当箇所を読む
②ミル『論理学体系』の担当箇所を訳す
③シンガー『マルクス』の訳読箇所を読む

<5/6のノルマ>
①シンガー『マルクス』をレジュメにまとめる
②シンガー『マルクス』の補足プリントをつくる
③ミル『論理学体系』の訳読箇所の残りを読む

なんかミルとかシンガーが並んでて功利主義学徒っぽいぞ!でも別にテンションがあがらないよ!なんでだろう!

*1:飛車先の歩もつかないし飛車を振るわけでもない。

*2:ひまわりと比べるのが間違いなのかもしれない。