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　１・２限を寝ないことだけに集中して受ける。今日もありきぃさんは２年次演習に来なかった。

　昼休みに部室に行くと病院さんがいた。昨日彼氏といちゃついているのを見て傷ついた旨を伝えると、「もうすぐ（彼氏が）くるが大丈夫か」と言われた。彼氏が来たら帰ると答えると、「３限の時間が暇だから部室にいてほしい」と頼まれる。俺は病院さんに弱い。
　すぐに彼氏が来る。続けてsukoyaka。二人が花火大会に行く予定などを立てていて非常に居づらかったので、sukoyakaと大戸屋に一時避難する。慰めてくれる後輩を持ったことだけが、俺の幸せだ。

　部室に帰ると、彼氏さんはすでに授業に行ってしまったようで、病院さん一人だった。多愛もないことを話す。「先輩は鬱ってないですか？」「元気そうに見えました」と言われた時はさすがに腹がたった。この２週間、俺が泣き暮らしてきたことくらい、少し考えれば想像つくだろうに。
　あと、10日ぶりくらいにおっきーさんと邂逅した。國學院大學弁論部からのメールについてやっと伝える。あと、『コクリコ坂から』のDVDを持ってきてくれた。観よう。

　帰り道に、池袋のジュンク堂で児玉聡『功利主義入門』（ちくま新書、2012年）を購入。まだ冒頭しか読んでいないが、わかりやすいし面白い。

　家について、病院さんに文句の１つでもメールしてやろうかと思っているうちに、寝入ってしまった。憂鬱になると寝れなくなる人が多いようだが、俺は気分が暗ければ暗いほど早寝になる。翌日は３時に起きた。病的だ。
　いまだに俺の一日は病院さん一色なのだった。悲しいね。

コクリコ坂から [DVD]

功利主義入門―はじめての倫理学 (ちくま新書)