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 午前中は三日酔いで寝て過ごす。昼ごはんはそば。
 午後から大学の図書館に行って予習。すみこさんに会う。久しぶりだなぁ。

 夕方にえみゅうさんとちょっとメール。部室に行ってみたらまだ鍵がなかったので、交流会をどうするか相談。延期か、鍵を探すか、別の場所を探すか。
 まあえみゅうさんに一任した。無責任な先輩だなぁ、俺。

 夜から読書会。『社会正義の諸原理』第1章と第2章。人の集団には連帯によって結ばれたコミュニティと道具的な組織とシティズンシップによって結ばれたものがあって〜みたいな話。それぞれに必要・功績・平等が結びつく、らしい。
 功利主義の人は道具的な組織を「功利主義に基いて動く人たちが作る」みたいに解説をしてて、質問してみたら「そういう組織は互恵的なもので最大幸福に寄与するから功利主義的だ」みたいなことを言っていたけど、この分析はどうなんだろ。だって、「道具的な組織」って要するに私企業とかでしょう。私企業が社会全体の功利に反する行為をした事例なんていくらでもあるし、たとえ企業が(一般的に)功利的なものであるとしても、企業に参加する個人は最大多数の最大幸福を意識してるんじゃなくて、自分の利益だけを考えてそうしてるんだと思う。あくまで利己的っていうか。*1
 全部で3時間くらい。疲れた。

Principles of Social Justice

Principles of Social Justice

*1:むしろ、これを国家に対するイメージとして捉えるなら、ホッブズの社会契約にイメージとしては近いんじゃないだろうか。まあ、たぶん「連帯によって結ばれたコミュニティ」がnationを、「シティズンシップ(によって結ばれた集団)」がstateを表しているわけで、ミラーはたぶん国家をいかなる意味でも「道具的な組織」とはみなしてないんじゃないかと思うけど。